ヒアルロン酸とは?どんな美容効果がある?


お肌にハリとうるおいをもたらす物質

ヒアルロン酸といえばサプリメントの原材料となる健康成分としておなじみですが、美容医療の分野でも利用されています。特にヒアルロン酸注射は、「メスを使わない美容整形」としてその手軽さから人気があります。

ヒアルロン酸はムコ多糖類と呼ばれる物質で、アミノ酸と糖分から構成されています。通常時はネバネバした形状をしており、高い弾力と保水力を有しています。

このヒアルロン酸はもともと皮膚の真皮層に分布し、コラーゲンなどとともに肌のハリやうるおいを保つ働きをしています。加齢に伴って起きるさまざまな肌トラブルは、ヒアルロン酸の減少が一因になっていると言われています。

シワ取り以外にも用途がある

美容整形に使われるのはこのヒアルロン酸を製剤化したもので、真皮層に注入することで皮膚を内側からふっくらとさせます。その結果、表面のシワやたるみなどを目立たなくする効果が期待できます。

また、顔の輪郭を整える目的で用いられることがあります。ヒアルロン酸は含有する水分の量によって柔らかさを調整できるため、少し固めのタイプを注入することで顎の先をとがらせたり、鼻を高くしたりすることもできます。

ヒアルロン酸はもともと人体に存在する物質なので高い安全性を有しますが、注入してから時間が経つと徐々に体内に吸収されていきます。効果の持続時間には個人差がありますが、おおむね6か月~1年程度です。費用は注射1本につき4~6万円が平均的な相場で、たとえばほうれい線を目立たなくするには2~3本、顔全体のシワ取りには4~5本が必要とされています。

ヒアルロン酸は肌の真皮だけでなく筋肉や血管、軟骨などあらゆるところに存在する物質で、不足すると皮膚の乾燥が進みシワやたるみが目立つようになると言われています。